2012年 かしわ市民憲法集会

こどもたちが平和に生きるために !!

「95条」を生かそう 

“保養の権利”提唱 

憲法集会で講演「2012年かしわ市民憲法集会」がこどもの日の5月5日午後、アミュゼ柏クリスタルホールで開かれました。柏市内8つの地域の9条の会で実行委員会を立ち上げ開催したもので、今回は3回目。 

オープニングは若者を中心とした「柏息吹2012」の皆さんの沖縄の歌と踊り、そのエネルギッシュなステージの後、静かな語り口でドイツ文学翻訳家・口承文芸研究家の池田香代子さんの講演が始まりました。 

この日は北海道電力泊原発の3号機が定期検査入り、日本中の原子力発電所のすべてで「原発稼働ゼロ」となる日で、池田さんは「エキサイトしてしまった」と言われるほど、原発と核兵器などについて熱く語り、その危険性に対して映像を使って人類の良識ある選択を訴えました。 

また、憲法95条(特別法の住民投票)を取り上げ、国家よりも地域住民の意向が優先されていること、 

直接民主主義によって示される住民の意向がすべてを決すること、この5月15日は沖縄の施政権が返還され40年の節目をむかえるが、地元もみなさんが期待する復帰ではなかったこと、また、子どもの権利条約の履行、福島原発事故によるさまざまな健康被害者のことを考えると、災害弱者に“保養の権利”があることを提唱しました。 

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