第2弾 「原発問題を考える地域のつどい」(例会)

原発とエネルギー ―福島原発大事故から考える――

9月23日(祝)13時30分~16時30分、リフレッシュプラザ柏で、電力中央研究所・元主任研究員(工学博士、中央大学元兼任講師、現在核・エネルギー問題・情報センター常任理事)の、本島勲さんの講演会を開催しました。当日は、57人の方々が参加、第一回に続いて原発問題に関する関心の強さを感じさせられる「集い」になりました。

本島勲さんは、電力の消費構造、電力事業の歴史、福島原発大事故、原発依存からの脱却などについて話され、特に、原子力発電の原子核は、核反応を起こすと「死の灰」という放射性生成物を作り出す「核エネルギーの本質的な特性」があり、1.5ミリシーベルトの自然界の放射能を超えると、人体へ影響の恐れがある。セシウムは大人も子供もほとんど差はないが、ヨウ素131を受けて甲状腺がんになる子供の率は大人の10倍多い。この本質的特性を解決しないまま、原子力発電に使うべきではない。だから撤退しようという多数派を形成する必要があると強調。

(発言の要旨は、HP会報No30をご覧ください)

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